イコモスの現地調査に備え美化活動など協力要請

佐渡金山の世界遺産登録に向け県や佐渡市が民間団体へ登録推進への協力を呼びかけました。

昨日21日は、世界遺産登録への協力を呼びかけるために説明会が開催され、佐渡市や新潟市からオンライン参加も含め25団体が参加しました。
今年1月19日に国が推薦書の正式版をユネスコに再提出していて、今年イコモスによる現地調査が実施される予定です。
イコモスからは1名が来島し、国内の専門委員や外務省、文化庁、県や市の職員が随行して、非公開で遺産の保存や活用の状況を調査します。
佐渡市は、イコモスの現地調査にかかる準備として、構成資産をはじめ、周辺道路の草刈りや美化活動のほか、調査を円滑に進めるため、周辺の公共工事などの一時中止を依頼することもあるとしました。特に草刈やゴミ拾いなどの環境保全活動について、関係団体へ協力を呼びかけました。
参加者からは、イコモスの調査について、他地域の事例などを調べ準備しているかという
質問や、環境美化活動に関して民間団体で協力が必要ないエリアを県や市で具体的にして欲しいといった要望が上がりました。

最新情報をチェックしよう!