佐渡高校バレー部 男女ともに北信越大会へ

佐渡高校女子バレーボール部が、先月開催された県大会新人戦で準優勝し、創部以来初めて北信越大会に出場を決めました。また、男子バレーボール部も5年ぶりに大会に臨みます。

2月5日、体育館で練習に励んでいたのは佐渡高校女子バレーボール部です。
現在選手は、1年生4人、2年生5人の少人数ながら、1月27日から開催された第44回新潟県高等学校バレーボール1・2年生大会で準優勝を果たし、創部127年の歴史で初めて北信越大会出場を決めました。
大会まで4日と迫った2月5日は、外部コーチの石川さんの指導のもと、気合の入った声を響かせボールを追いかけていました。

中でも注目は1年生の長嶋百花さん。アンダーエイジカテゴリー女子日本代表候補に選出され、2月12日からは、U18 U20のアジア選手権に向けた全日本女子強化・選考合宿に参加するほか、2月16日からは将来の日本代表チームやVリーグ選手の育成を目的に開催される、全日本ジュニアオールスタードリームマッチにも出場します。
長嶋百花さん「選ばれたことに満足せず、上手い選手を見て学びチームにいい影響を与えられるように頑張ります。」
北信越大会を決めた県大会では、長嶋さんは万全ではない状況で、ほかに体調不良のため欠場する選手もいたなか、中学校からクラブチームで一緒に練習を積んできた選手たちは、チームワークと総合力で見事創部以来の快挙を成し遂げました。

長嶋千晴さん「新発田商業に前回の大会で負けたんですけど、今回の大会でリベンジできたのは、とても嬉しかったし、中越高校にも初めて勝てたのでとても嬉しかったです。決勝戦で長岡商業に負けてしまった悔しさをバネにして、一戦必勝で優勝目指してみんなで声出して頑張ります。」
藤井望央さん「これまで少しずつ勝ち上がっていくことができてるので、私たちだけの力じゃなくて、いろんな人に支えてもらいながら、勝ち上がっていくことができてるので、そういう人たちへの感謝を忘れず自分の課題から逃げず優勝目指して北信越大会頑張りたいと思います。」
一方、2020年の春高出場から、県内でも強豪として知られてきた男子バレーボール部も、北信越新人戦大会にはコロナ禍のための中止なども含め5年ぶりの出場となります。

今年の佐渡高校は、2年の高橋都和さんと、同じく2年の土岐大成さんを中心に、高さを生かしたブロックからのトータルディフェンスが武器です。
土岐大成さん「北信越大会で多分一番強いと思う岡谷工業に2セット取って勝ちたいと思います。自分は、岡谷工業はブロックが高いですけど、その上から打ち込めるようなスパイクを打ちたいです。」
高橋都和さん「セッターの坂下を信じて、コンビバレーを組んで行きたいです。」

また、県大会では途中で故障したメンバーに代わりコートに立ち活躍したという1年の菊地成瑠さんや、高校からバレーを始めたものの、キャプテンを任された中野直樹さんなどほかのメンバーの成長も著しく、今後の飛躍にも期待です。
菊地成瑠さん「エースの2人を信じるのはもちろんなんですけど、もしエースが調子悪い時だったり
点数が決まりづらい時は、自分が出て絶対に決めるという気持ちでプレイして大会に臨みたいと思います。」
中野直樹さん「5年ぶりということで、このチームで行けたことがとても嬉しいです。長野県1位と戦うんですけど、それに向けてチーム全体で頑張っていきたいと思います。」

佐渡高校高校男子バレーボール部、女子バレーボール部が出場する第24回北信越高等学校新人バレーボール大会は、2月9日から開催されます。
「島からてっぺんとるぞ!」 
「一戦必勝!優勝するぞ!」
最新情報をチェックしよう!