看護専門学校卒業式 21人が新たな道へ

3月8日、佐渡看護専門学校で卒業式が開かれ、卒業生たちが新たな一歩を踏み出しました。

この日卒業を迎えたのは、看護師を目指し3年間授業や実習に励んできた第21期生21人です。
今年は、新型コロナウイルスの感染症法上の扱いが5類に移行したことを受け、5年ぶりに保護者と来賓を招きコロナか前と同様の形で卒業式が実施されました。
式では、佐藤賢治学校長から卒業生ひとりひとりに卒業証書が手渡されました。

佐藤学校長は式の中で「知らないことに出くわして、どうしたらいいかわからないとき、それは学ぶ時です。受け身にならず学ぶことを諦めないでください。」などと卒業生を激励しました。
また、在校生を代表して2年生の矢田佑希奈さんが送辞を述べ「先輩方の姿を見て学んだことを活かし 学びある学習ができるようこれまで以上に日々の学習 実習に励んでまいります」と言葉を贈りました。
その後、卒業生代表の夏井三季さんが実習など3年間の学びを振り返り「より良い看護とは何か 日々悩み自分の未熟さや無力さをひしひしと感じ涙を流すこともありました しかし 対象の方が掛けてくださる言葉や笑顔に力を借り 一生看護というものに真摯に向き合っていこうと仲間と本励まし合い 日々努力を重ねました 」と答辞を述べました。

また式では、在学期間中にボランティア活動を通して地域に貢献したとして、卒業生4人へ地域貢献賞が贈られました。
最後に卒業生、在校生が一緒に心を込めた歌で感謝の気持ちを贈り合いました。
卒業生たちは涙を浮かべながらも、感謝の気持ちと新たな道への期待を胸に式場を後にしました。

今年卒業を迎えた21人のうち、進学予定者は1人で就職予定者は20人、そのうち10人が島内の医療機関で働くということです。
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