中国駐新潟総領事が渡辺市長と面会

9月20日に着任した中国の駐新潟総領事が、10月26日に佐渡市役所を訪れ、渡辺竜五市長と面会しました。

10月26日、中華人民共和国駐新潟総領事官の崔為磊総領事と関係者が市役所を訪れました。
崔総領事は、中国・山東省出身で中国外務省やラテンアメリカ・カリブ局の参事官などを経て、10月20日に4代目の駐新潟総領事として着任しました。
面会では、トキの野生復帰に向けた取り組みについて、渡辺市長と意見を交わしました。

崔総領事は、トキは中国で東方の宝石と言われ、中国と日本の友好のシンボルとなっていると話し、中国から贈られたトキが佐渡で大切に育てられていることに感謝を示すとともに、トキ以外の佐渡の文化も深く理解できるよう努めたいと佐渡への思いを伝えました。
一方で渡辺市長は、トキは生物多様性の取り組みのシンボルとなっていて、トキがいることで環境が変わり農業も変わる。日本の環境を守る取り組みに今後も注目していただきたいと話しました。また、以前は子どもたちや青少年の交流が行われていたことから、コロナ禍が開けた今、積極的に交流を図り、連携を強化していきたいと呼びかけました。
最後に記念品として、崔総領事が渡辺市長にパンダが描かれた飾り皿を贈りました。

渡辺市長からは、崔総領事に佐渡の伝統工芸品である無名異焼とおけさ柿が手渡されました。
終始和やかな雰囲気で面会は進み、両地域の発展に向け固い握手を交わした崔総領事と渡辺市長。今後はトキ関連のイベント開催などを通し、友好をさらに深めていきたいとしています。
最新情報をチェックしよう!