県議選大詰め 佐渡市選挙区各候補の訴え

あさって9日に投開票が行われる新潟県議会議員選挙。

2議席を争う佐渡市選挙区には、現職2人新人1人が立候補し、三つ巴の争いを繰り広げています。

自民党公認で現職の中川さんは、選挙戦も大詰めとなった今日、6か所で街頭演説を行い国や県との強いパイプが自身の最大の強みだと訴えました。
中川さんは集まった支援者、一人一人と握手を交わし改めて支援を呼びかけました。
真野地区豊田で行われた街頭演説には、渡辺竜吾佐渡市長も応援に駆けつけました。
選挙戦最終日となる明日は街頭演説はせず、街宣車で島内をくまなく回り、最後の支援を訴える予定です。
無所属現職の佐藤久雄さんは、選挙戦残り2日間となった今日7日、国仲を重点的に回り投票を呼びかけました。
畑野行政サービスセンター前では街頭演説を行い、県議3期12年の実績を強調するとともに、この選挙にかける意気込みを改めて示しました。
佐渡金山の世界文化遺産登録を起爆剤とした観光誘客や、トキエアの佐渡羽田間の就航実現による企業誘致や物流の拡充などで佐渡の産業活性化を図っていきたいと口角泡を飛ばし持論を展開しました。
商社時代の知見や経験も、自分の強みだと述べ4期目の挑戦に勝った暁には、仕事で恩返ししたいと集まった支援者に呼びかけました。
無所属新人の北啓さんは、県政に離島の声を届けたいという思いから、今日も金井地区千種の事務所前で辻立ちを行いました。
北さんは、まずは、自身の名前を広く知ってもらおうと、およそ1ヶ月前から毎日、午前7時半に事務所前に立ち、道行く車や通りすがる人に手を振り続けていました。
そして、選挙戦も残り2日となった今日7日、これまで通り事務所前で辻立ちをした後、街頭演説に向かいました。離島の目線に立った県勢をと島内各地を巡り、途中市民を見かけると握手を交わすなどして支援を呼びかけました。
今日の午後は、国仲を中心に街宣車を走らせ街頭演説を行ったということです。
最終日の明日も1日かけて全島を回り、最後の支援を呼びかけます。
自民党公認の強みを生かし組織をフル稼働する中川さん。
商社時代の知見や県議3期12年の実績を強調した佐藤さん。
県政の課題を示しSNSなども通じて政策を訴えた北さん。
 
前回から、どれだけ票の上積みを図れるのか。
あす最終日まで激しい選挙戦は続きます。

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