河原田小児童がわら細工のリース作りに挑戦

11月16日、河原田小学校の児童がわら細工のリース作りに挑戦し、伝統手工芸の難しさや楽しさを学びました。

この授業は、佐渡の伝統手工芸であるわら細工を実際に体験することで、わら細工の楽しさに触れてもらおうと3年前から行われているものです。
この日は佐渡文化財団から講師を招き、4年生の児童16人がわら細工のリース作りに挑みます。
はじめに佐渡文化財団の講師がわらを足で抑え、こすりながらより合わせていく「なう」と言われる作業のお手本を見せます。

講師の手本を見ながら作業を進めていきますが、なかなかうまくいきません。
うまくいかないところは先生に聞いたり、児童同士で教えあったりしながら縄をなっていきます。
授業の後半になると祖父母学級となり、おじいさんやおばあさんをはじめとした保護者も授業に参加し、子どもたちは一旦作業の手を止め伝統工芸について学びます。

伝統工芸について学んだ後は、保護者の人に手伝ってもらいながらリース作りが再開します。
苦戦しながらも協力し合い、1mほどの縄をなうと輪を作りリースの形にします。授業も、後半になると作業に慣れた児童も、2つ3つと輪を作ったり、自分の身長を超える長さになう子もいました。
リースを作ると、講師からリボンや花などの飾りを受け取り飾り付けます。

子ども達は、しめ縄のリース作りを通して伝統手工芸作りの難しさや作る楽しさを感じていたようです。
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