江戸糸あやつり人形 繊細な動き楽しむ

2月10日、羽茂地区で開催されたイベント「冬の大崎里山巡り・里山遊び」にて江戸糸あやつり人形が披露され、参加者が鑑賞・体験を通じて芸能を楽しみました。

この江戸糸あやつり人形の鑑賞体験会は、子どものために様々な文化や遊び、芸能などを届ける活動をしているNPO法人子どもと文化全国フォーラムが主催し、佐渡子ども劇場の共催で行われました。
江戸糸あやつり人形とは、江戸時代に生まれ、現在の東京を中心に伝えられてきたもので、10本を超える糸と手板という道具で操る独自の構造をもち、繊細で表情豊かな動きをする人形芝居です。
人形をあやつるのは、全国で人形芝居の魅力を伝えている上條充さんと福田久美子さんです。

「かっぽれ」「酔いどれ」「黒髪」「獅子舞」の順で演目が進み、時には両手だけでは、なく口も使って人形の動きを表現します。
繊細かつ、迫力のある人形の動きに観客たちは見入っていました。
公演後は、ちょうちょう人形を糸で操るワークショップが行われ、希望者は好きな色の人形を選び、糸を引く力に気をつけながら操っていました。

また、獅子舞などを操る体験コーナーも設けられ、参加者は上絛さんの指導を受けながら上手に操り、ほかの参加者から拍手が送られるなど会場はにぎわいを見せました。
イベント「冬の大崎里山巡り・里山遊び」では、江戸糸あやつり人形の公演のほか、竹スキー作りや製麺ワークショップなど各種体験も行われ、参加者はイベントを通じて様々な文化に触れていました。
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