新たな離島留学生候補 生徒らとサザエ漁体験

離島留学の希望者として佐渡市に滞在している三条市の中学生が、9月1日内海府中学校の生徒らとサザエ漁を体験しました。

9月1日、サザエ漁を体験したのは、内海府中学校の生徒6人と離島留学の希望者として、現在佐渡市に滞在している三条市の中学1年生、前田大翔さんです。
佐渡の自然や文化を体験してもらおうと、内海府中学校では島内外問わず希望者を受け入れる離島留学に取り組んでいます。
前田さんは、8月に内海府中学校が行ったモニターツアーに参加し、離島留学に興味を持ち今回再び佐渡を訪れました。7日間の滞在中は、内海府中学校の生徒たちと授業を受けたり、卓球や陸上などの部活動を行うなどして過ごし、最終日の今日は、初の校外学習となるサザエ漁を体験しました。

漁船に乗るのは初めてと言う前田さんに、まずは内海府中の生徒らがお手本を見せます。
続いて、前田さんも、船に乗り込み漁に挑戦。実際に漁師がサザエ漁で使うモリと、底にガラスが取り付けられた箱を使って、海の中をのぞきながら体験用に海に沈められたサザエを獲ります。
前田さんは、地元の漁師や生徒たちに教わりながら楽しんで体験していました。
前田大翔さん「初めて船に乗って、すぐ酔っちゃったけど、サザエを2個取れたから良かったです。酔った時は、みんな優しくすぐ陸に連れてってくれて、言って良かったなって感じでした。みんな優しいし、色々わかったので良かったです。」
前田さんは、明日三条市へ戻り親御さんと相談しながら、佐渡への留学について検討すると言う事です。
生徒らは、新しい留学生の仲間入りに期待しつつ、楽しみながら学んでいました。

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