寒ぶり大漁まつり 水揚げされずも多くの人で賑わう

12月3日、4年ぶりに「佐渡外海府寒ぶり大漁まつり」が行われました。あいにく寒ぶりは水揚げされませんでしたが、お買い得な魚を求めて多くの人で賑わいました。

鷲崎漁港で例年行われていた佐渡海府寒ぶり大漁まつりは、今年4年ぶりの開催となり雨模様にもかかわらず、朝早くから多くの人がお買い得な魚を求めて長い列を作りました。
今年はブリが不漁で、残念ながら祭りの朝も水揚げされませんでしたが、代わりに会場には、キハダマグロの切り身やスミイカ、ワラサなどが並びました。
訪れた人は、市場よりも4割程度安く販売された新鮮を求め中には、なかには10匹以上まとめ買いしている人もいました。

訪れた人「イナダ10本買いました!」
そのほか、ブリの代わりに3匹のワラサを使ったレースや、子どもたちが参加した魚つかみ大会などで会場は盛り上がりました。
本間信俊実行委員長「鷲崎のブリの期待度が大きいんだなあと思いました。朝早くから並んでくれているのに、ブリが水揚げされなかったのは本当に残念に思います。例年、寒ぶりまつりの前後にどっと入ってくる時がありますので、その意味もあってこのまつりは、寒ぶり大漁祈願祭でもあるので、必ず入ってくれるものと信じております。」

寒ブリの不漁が心配されますが、多くの人で賑わい、これからの寒ブリ大漁を祈願した祭りとなりました。
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