優良建設業者・除雪功労者を市が表彰

佐渡市が発注し令和4年度に完成した工事のうち、施工成績が特に優秀な業者とその技術者のほか除雪功労者が表彰されました。

佐渡市優良工事表彰は、市の発注工事における良質な施工の確保と建設業者の技術の向上を目的として行われ、この日は施工成績が特に優秀な建設業者3業者と施工監理した技術者3名を表彰しました。
帯刀建設株式会社は、多田漁港海岸津波・高潮対策工事で型枠の保管方法や生コンクリートの養生に工夫が見られ、また予定よりも早期に工事が完了した点が評価され、主任技術者の松本誠さんが表彰を受けました。
また、株式会社みらいテックは、金井の下水整備工事において、施工日程や時間帯など制約の多い工事でありながら支障なく完成させたことと、防水施工の工夫も評価され、竹本純澄主任技術者が表彰されました。

株式会社親日工業は、あいかわこども園の電気設備工事において、耐震補強や竣工後の維持管理にも配慮がみられた点、工期短縮を積極的に提案した点、また、管理用のハンドホールのデザインなどが評価され、主任技術者の遠藤裕基さんが表彰を受けました。
また、この日は除雪功労者の表彰も同時に行われました。除雪功労者表彰は、従事者の意欲向上や除雪業務の社会的評価向上などのため実施されるもので、市が発注する除雪の業務に20年以上従事した人で他の模範となる人が対象です。
今回は、20年間除雪業務に従事した本間建設株式会社の棚田文夫さん。21年従事した新潟道路株式会社の本間正義さん。24年間従事した澤根建設株式会社の島倉良治さんが表彰を受けました。

渡辺竜五市長は、昨年は大雪の中、作業者はなかなか眠れていなかったと聞く。あの状況の中で命を守れたのは、皆さんのおかげだと思っている。また、優良工事についても人材確保が大変だと聞いている。この表彰を機に佐渡の子どもたちに建設業のあり方を知ってもらい佐渡の安全を守る仕事に就きたいと思ってもらえればと話していました。
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