佐渡市チームが過去最高の3位に入賞

10月15日に開催された県内最大の駅伝大会、新潟県駅伝競争大会で佐渡市チームが、過去最高順位の3位に入賞しました。今回練習会にお邪魔して、選手たちにお話を伺いました。

毎週日曜日の午前、佐渡市陸上競技場で練習するのは、佐渡マラソンクラブのメンバーです。
佐渡マラソンクラブは、毎年10月に開催される新潟県駅伝競争大会に向け、有志が集まり練習するクラブで、現在中学から社会人までおよそ30人が一緒にレベルアップに励んでいます。
10月15日に開催された第76回新潟県駅伝競争大会は、オープン参加を合わせ26チームが参加し、佐渡はこれまでの過去最高順位となる3位に入賞。初めてメダルを手にしました。

新潟県駅伝競争大会は、かつて18区間を2日間でタスキをつなぐ県縦断郡市対抗駅伝として開催されていましたが、71回大会からは1日開催となり、全12区間110.1kmをつなぐ新潟県駅伝競争大会に名称を変えました。
佐渡チームは、昨年、おととしは7位だったため、今年の目標を6位と設定していましたが、大会本番では、8区の安達さんの区間2位の走りで9区時点5位に、アンカーの城西大学、磯西さんも区間2位の好走で昨年の優勝チームのタイムを1分上回る5時間55分40秒の好記録で見事3位に入賞しました。
安達健人さん「つなぎの区間だったので、自分の仕事ができたかなと思います。今までの最高順位が4位で、今まで佐渡にはすごいランナーがいっぱいいて、その人たちが見てきた4位という景色の上を、いつか見てみたいと思って目標にして練習してきていたので、それが達成できてすごく嬉しいですし、みんなであの喜びを分かち合えたことすごく良かったです。」

齋藤優伍さん「自分は、10区を走ったんですけど、自分は少しでも11区と12区の選手に1秒でも早くタスキを渡せるように頑張って、結果的に3位という素晴らしい順位だったということを聞けてとても嬉しかったです。」
石川希さん「今回の自分の区間は、アップダウンがすごく多いので、若い年齢の選手が多く、自分は44歳という年齢で、どこまで行けるかと思いましたが、全力を出し切れて自分の中では良い走りが出来たと思ってます。」
雨の日も雪の日も、1年を通して毎週日曜日に集まって練習をするというマラソンクラブのメンバーたち。今年の大会は、悪天候の中での開催でしたが、どんな天候にも対応する力と、チーム力が結果に結びついたとします。

石塚賢一監督「私たちは、1年間を通じて地元の中学生、高校生、一般社会人が集まって練習会を行っています。他のチームよりも、おそらく顔を合わせる回数が多いと感じておりまして、その辺の団結力が、今回の成績につながったと思っております。」
1年の目標である駅伝競争大会を終えたばかりですが、すでにメンバーたちは、新たな目標に向かって練習に励んでいます。なお、11月12日は佐渡駅伝大会が開催され、佐渡のランナーたちが健脚を競い合います。
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