齋藤元彦兵庫県知事が市長を表敬訪問

9月5日に開かれた「新潟・兵庫連携会議」のため、佐渡を訪れている齋藤元彦兵庫県知事が、昨日4日渡辺竜五市長のもとを訪問しました。

9月4日、市役所を訪れた齋藤元彦兵庫県知事は、以前総務省からの出向で平成20年から3年間、佐渡市の企画財政部長や初代総合政策監を務めた経験があり、佐渡と深い繋がりがある人物です。
齋藤兵庫県知事は、トキとコウノトリの野生復帰など、新潟県と兵庫県に共通する課題解決に向け、より連携を強化しようと開催された「新潟・兵庫連携会議」のため、現在佐渡に滞在しています。

昨日の会談の中で、齋藤兵庫県知事は、持続可能な農業について渡辺市長と意見を交わし、安心、安全な食べ物を子供たちに食べてもらうため、有機栽培のものを安く提供することが大切だと一致したほか、佐渡市が取り組む無農薬・減農薬の米作りに関心を寄せていました。
齋藤元彦知事は、佐渡の先進的な農業への取組みを学ぶために来島したと話し、2025年の関西万博で新潟県と兵庫県がこれまで取り組んできた生物多様性型の農業がトキやコウノトリの野生復帰につながっていることを世界に向けて発信したいと述べました。
このほか、齋藤兵庫県知事は市職員に挨拶をして回ったり、在籍していた当時の思い出を渡辺市長と語り合うなど、久しぶりに訪れた市役所に懐かしさを感じているようでした。なお、今日は連携会議の他に、佐渡トキ保護センターの野生復帰ステーションや、トキと共生する農業の現場視察を行ったということです。

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