EVカーシェアリング実証事業開始

佐渡市は、日産自動車株式会社と協力し、電気自動車EVのカーシェアリングの導入に向けた実証事業を7月12日から開始しました。

今日の実証事業開始に合わせて行われた出発式には、渡辺竜五市長のほか日産自動車株式会社ビジネスパートナーシップ開発本部の鳥羽隆一部長などが参加しました。
脱炭素先行地域に選定された佐渡市は、カーボンニュートラルの推進に向け、島民の電気自動車に対する理解促進などを目的に、日産自動車協力して今回導入に向けた実証事業を開始しました。

両津支所に設置されたのは日産リーフ2台で、1回の充電でおよそ200キロの走行が可能です。
公用車として使用しながら、島民や来島者も専用サイト「NISSAN e-シェアモビ」に会員登録すると、15分につき200円で24時間利用することができます。
渡辺市長は、交通インフラの強化や観光でのレンタカー不足解消を狙うとともに、災害時の電力供給にも活用し、佐渡市の防災対策の強化につなげたいと話しました。
この後、渡辺市長は実際に電気自動車に試乗し、乗り心地などを確認していました。
渡辺竜五市長「モーターで走るっていうのは、すごく気持ちいいです。音も静かで力もあります。ある意味最高ではないかなと思ってます。観光客のお客様も利用できて、我々も庁内の車として利用できますし、一般市民の方もEVに乗ってみたい人がいっぱいいると思うので、体験という面でもいいと思います。これからの脱炭素の島の中で、EVを市民の皆さん知ってもらうという点でも大きいと思います。本当に効果が広いと考えてます。」
鳥羽隆一部長「電気自動車に乗る前にちょっと不安な部分があると思うんです。乗っていただくと、実は思ってたような不安ってないんだなと感じると思います。電気自動車のドライビングは心地よいものです。そういったところを是非体感していただければと思いますし、乗ってること自体が実は自然にも良いというところも経験、体感していただければと思っております。」
実証事業は、7月12日から、来年2月29日まで行われ、佐渡市は利用価値を見ながら、実証結果次第で電気自動車の台数を増やすことも検討しているとしています。

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