児童が佐渡の魅力伝えるカプセルトイ考案

12月6日、相川小学校の6年生が自分たちで考案したカプセルトイを企業に向けてプレゼンテーションしました。

相川小学校の6年生は、修学旅行で会津を訪れた際に出会った赤べこのカプセルトイに魅力を感じ、今回佐渡の魅力を伝えられるようなカプセルトイを考案しました。
この日は、島内などで幅広く事業を行っているサンフロンティア佐渡株式会社の社員を招きアイディアをプレゼンテーションしました。
「佐渡満喫合体カプセルトイ」と題されたアイディアは、トキと金山、サドガエルとル・レクチェなど、佐渡で有名なものを自由な発想で合体させたもので、それぞれ設定も作り込まれています。

子どもたちは、実際に佐渡金山などで観光客などにリサーチを行い、リアルなものがほしいという意見を受けて、金堀大工グッズや佐渡金山内の有名な人形をモデルとしたフィギュアなども提案していました。
サンフロンティア佐渡の担当者は、子どもたちのプレゼンを受け「いくらで販売するつもりか」「原価はいくらを想定しているか」「金山のリサーチはどの年代の何人に対して行ったのか」など質問を投げかけました。
子どもたちは、具体的な質問に対し、その場で相談するなどしながら真剣な様子で回答していました。

稲田翔太さん「よく佐渡のことを調べて、それを具体的に製品に繋げるような考えができていたので、アイディアとしてはすごく面白いと思いました。こういったことを考えることで、実際にその企画が具体化して、観光客の方とかに喜んでいただけるのがベストだとは思うんですけども、こういったことを考える過程で佐渡のことをどんどん好きになっていけたらいいのかなと思いました。」
子どもたちは、今回の学習を通じて佐渡の魅力を掘り起こしながら、物事を伝える力を養っていました。
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