離島甲子園 チーム結団式と台湾社会人と練習試合

離島の中学生の野球大会離島甲子園の開催を前に、佐渡市の選抜チームの結団式が7月23日に行われ、その後はチームとして初めての練習試合が行われました。

国土交通大臣杯 全国離島交流中学生野球大会 通称「離島甲子園」は、元プロ野球ロッテオリオンズ投手の故 村田兆治さんの提唱で始まったもので、全国の離島の中学生が野球を通して交流することにより、健全な青少年の育成と離島の振興に寄与することを目的としています。
昨年は佐渡市で開催され、23チームが出場。佐渡市中学生1・2年生選抜が優勝を果たしました。

7月23日には、佐渡市の代表として今年の大会に出場する佐渡市中学生選抜チームの結団式が行われ、選手16人とその保護者などが出席しました。
式では選手一人一人の名前が呼ばれ、井貝秀一副市長から選抜チームの帽子が贈られました。
式の後には、選抜チームとして初となる練習試合が行われました。
対戦相手は、佐渡市との友好交流協定をきっかけに、台湾の高雄市から訪れた社会人野球チームです。
昨年の離島甲子園出場者や、今年北信越大会まで駒を進めた新穂中学校野球部を中心として結成した佐渡市中学生選抜は、選抜チームとして初の試合ながらも、互いに声を掛け合い社会人のチームを相手にのびのびとプレーしていました。
台湾社会人チームとの練習試合を終えた選抜チームの土屋太偉哉キャプテンは、離島甲子園大会2連覇が自分たちの目標であると力強く話していました。
選抜チームの小竹武志監督は、選手たちには中学校3年間の集大成として、今まで学んできたことを存分に発揮して全力で楽しんでプレーして欲しいとし、佐渡島内や新潟県の応援と期待に応えられる試合をして2連覇を目指したいと話していました。
全国26の自治体から合同チームなどを含め25チームが出場を予定している今年の離島甲子園は、鹿児島県奄美大島を会場に8月21日から開催されます。佐渡市中学生選抜は、初戦で鹿児島県の3つの自治体の合同チーム徳之島選抜と対戦します。

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