版画村美術館で花をテーマに特別展

相川地区の佐渡版画村美術館で花をテーマにした版画とリースの作品展が開催されています。

佐渡版画村美術館は、特別展示室で月替わりの作品展を開催しています。
今月は「いとおしい花」作品展と題し、佐渡版画村会員の金子桂子さんのリースと福島利子さんの銅版作品が並びます。金子さんと福島さんが合同で企画展を開催するのは今回が初めてです。
金子桂子さん「花は生きているものなので、愛らしさを表現してみたいと思い取り組みました。一緒にさせていただいてる福島さんは、銅版の花シリーズをいっぱい作ってる方なので、それに合わせて、私が花のリースをコラボすると、どういったイメージの飾り付けになるのかを知りたくて、『2人でやってみませんか?』っていうところにたどり着きました。」

今回の展示会のため、福島さんの銅版作品をイメージしたリースを金子さんが作成するなど合同の展示ならではの作品も楽しめます。ヒマワリの銅版作品に合わせて制作したリースには、ウクライナの早期平和への願いも込められているのだそうです。
また、金子さんは、素朴さのなかにも凛としている佐渡でとれた花々を活用したリースも観てもらいたいと話していました。
また、福島さんの銅版作品についても、非常に繊細で時間をかけて制作した作品であることがわかるため、この機会に是非近くで細部まで観てほしいとしています。
金子さん、福島さん2人による「いとおしい花」作品展は、9月30日まで佐渡版画村美術館で開かれています。

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