日吉神社で伝統の山王まつり

新穂地区の日吉神社では、800年の歴史を誇る「山王まつり」が4月12日から3日間にわたって執り行われました。

日吉神社の例祭にあたる山王まつりは、上新穂、下新穂、新穂北方、新穂、馬場、三協の6集落が執り行うもので、伝統的な祭り儀式を伝えているとして県の無形民俗文化財に指定されています。
4月14日の本祭では、日吉神社で流鏑馬が奉納されました。
2人の小学生の射手は、赤と青の衣装をそれぞれ身にまとい、馬に乗って屋敷回りを行った後、日吉神社周辺に設置された3つの的に矢を放ち3往復します。
関係者や見物客が見守る中、2人はしっかりと的を狙って役を務めました。
矢が的に当たると見物客からは大きな拍手が送られていました。
そのほか、新穂中央青年会による鬼太鼓の演舞や子どもたちによる下がり羽が披露され、多くの見物客が祭りのにぎわいを楽しんでいました。
3日間を通して天候に恵まれた今年の山王まつりには、例年よりも多くの人が訪れたということです。

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