新穂中 新潟SDGsアワード優秀賞受賞

新潟県内でSDGsに関する優れた取り組みを行う個人や団体を表彰する第4回新潟SDGsアワードで新穂中学校が優秀賞を受賞しました。

新穂中学校が表彰を受けたのは、持続可能な開発目標SDGsの視点を取り入れた総合的な学習の時間の取り組みで、島内で表彰を受けたのは第2回の佐渡総合高校に続き2団体目です。
この表彰は企業や教育団体などに向け、SDGsの取り組みの後押しを行う一般社団法人地域創生プラットフォームSDGsにいがたが県内の団体や個人にSDGsに対する理解や取り組みを深めてもらうことを目的に2021年から行っています。
4回目の今回は、25件の応募の中から大賞や優秀賞、奨励賞など9件が選ばれ、新穂中学校は、SDGsが掲げるゴールのうち「質の高い教育をみんなに」や「住み続けられるまちづくりを」などの取り組みが評価される社会部門で優秀賞を受賞しました。

新穂中学校の総合的な学習は、生徒の「課題意識を持ってやってみたい」という気持ちを育もうと2020年度に見直されたもので、国際教育に関心が高い小黒淳一教諭が中心になり、身近で欠かせないSDGsの視点から学びが深まるような取り組みを計画しました。
生徒たちは自分の興味関心から、ゴミや地域の魅力発見などの課題をテーマに決め、学年関係なく班に分かれ自らが考えた解決するための行動を実行に移してきました。
また、環境問題を扱う大学の教授や地域おこし協力隊などを招いて話を聞いたり、生徒たちが地域住民を巻き込み新穂の魅力を伝えるイベントを企画したりと島内外の人たちともつながりながら、より良い学習や行動を行っている点も優れた取り組みとして評価されまいした。

岩﨑浩史校長「生徒たちは、身近な問題と捉えて意欲的に取り組んでいると思います。生徒が身近な生活の中で節電をしたりゴミを拾ったり、自分の生活の様子を振り返えりながら変えてみたり、そういったことが広がることで世界の問題を解決することにも繋がると思っているので、新穂中学校で学習したことを大人になっても続けていける生徒になってもらいたいと思っています。」
来年度以降は今まで以上に主体性が増すよう、生徒がやりたいことを早い段階で考え実行できるよう、より柔軟な学習時間にしていきたいということです。
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