将来に向け決意新たに 立志元服式

1月13日、新穂中学校で立志元服式が行われ、生徒らがこれからの目標や将来に向け一歩踏み出しました。

この立志元服式は、昔、公家や武士などが成人した際に執り行っていた元服という儀式になぞらえ、毎年この時期に行われているもので、新穂地区公民館と新保中学校の主催のもと、3年生23人が出席しました。
式の初めには、昨年初めて佐渡で発足した佐渡を拠点とする地域密着型プロサイクリングチーム佐渡ゴールデンアイビスに所属する鈴木道也選手が「夢と環境」と題して記念講演を行いました。鈴木選手はまず、選手生活などについて語った上で、生徒たちに「小さなことでも夢や目標を持ってほしい」と呼びかけました。
そして抱いた夢を実現するためには、やりたい物事に専念できる環境に身を置くことが大切だと語り、そのような環境に身を置くためには、自身が努力し周りの人にも夢を伝えることが大切だと訴えました。

また、合氣道和光道場佐渡支部による合気道が披露され、凛とした空気の中繰り広げられる隙のない技を前にして、生徒たちは身を引き締めているようでした。
そして、式の最後には生徒が書いた一人一人の志す漢字をもとに、生徒が将来の夢や今後の目標などを発表しました。
生徒たちは、大勢の前での発表に緊張した様子を見せながらも、将来に向けての決意を新たにしていました。

生徒たちは、式を通して改めて将来について考え、大人への一歩を踏み出したようです。
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