KDDIが新潟県トキ保護募金に寄付

大手通信会社のKDDI株式会社が、社会貢献活動の一環として新潟県トキ保護募金へ寄付金を贈呈しました。

11月1日、野生トキ観察展望施設「トキのテラス」で行われた贈呈式には、KDDI式会社北関東総支社の大可昌明総支社長らと新潟県トキ保護センターの森章所長が出席しました。
式では、大可総支社長から森所長へトキの保護へ役立ててもらおうと寄付金として10万円が贈られ、森所長からはお礼状が手渡されました。
この寄付金贈呈は、KDDIの社員が社内外で、自ら行った募金や森林保全などの社会貢献活動をポイント化した後、金額に換算しそれを事前団体などに寄付する社内のプロジェクトとして行われているものです。

社員の声で決まった新潟県トキ保護募金への寄付は、平成29年から毎年行われていて、毎年県庁で贈呈されていますが、KDDIがトキの生息する環境を見たいと、今回初めて佐渡で行われました。
今回を含めて累計82万円が新潟県トキ保護募金へ寄付され、この寄付金は主にトキの餌場などの生息環境の整備に役立てられます。
大可昌明総支社長「佐渡の皆様が非常に協力的にトキの保護活動活動に加わっていらっしゃると、いつもお聞きしましたので、そういったところにKDDIとしても、少しでもお役立ていただければと考えて寄付させていただいたということでございます。本土の方でも放鳥される計画もあるということなので、日本全国で将来トキが見れるようになっていけば良いと思ってます。」

森章所長「自然保護活動をされてる団体さんが数多くいらっしゃる中で、私どもを選んでいただいたことは大変嬉しいですし、環境整備に使ってもらいたいという気持ちで頂いたお金ですので、大切に使わせていただきたいと思ってます。高齢化、過疎化が進んでいる中で田んぼを放棄してる方も、結構島内にもいらっしゃると聞いてます。ビオトープとして活用することによって、トキが生息する環境として、より良いものになっていきますので、そういった意味のあることに使わせていただきたいと思ってます。」
KDDIは、地域共創という地域の支援活動も行っていて、通信事業者として今後佐渡市で役立てることがないかも検討していきたいとしています。
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