金銀運ばれた「御金荷の道」に挑戦!

江戸時代に金銀が運ばれた道を歩くイベント御金荷の道が、9月23日、24日の2日間、島内で開かれました。その1日目、相川から真野までの15キロの道に浦川アナウンサーが挑戦しました。当時の旅姿になった浦川さんのリポートでお伝えします。

浦川アナ「こちらの衣装は、江戸時代に佐渡から江戸まで金を運んだ人たちが着ていた衣装なんです。こちら佐渡奉行所から真野新町の本陣までおよそ15キロの道に挑戦します。」
秋晴れに恵まれたこの日、佐渡奉行所前には、およそ100人の参加者が集まりました。菅笠に旅衣装をまとった参加者は、すでに江戸時代にタイムスリップしたかのようです。
参加者「今回初めてです。しっかり健康に最後まで歩き抜けるように頑張りたいです。」
参加者「歩くのが好きなので、今回で何回目になるか結構歩いてるんですけど、このぐらいの距離しばらく歩いてないので歩いてみたいなと思って参加しました。」

いよいよ出立式です。警護役が御請証文を大官に渡し合図を待って、真野新町本陣を目指します。
眼下に青い海を眺め、足取り軽く歩を進めます。
御金荷の道は、今年6月にも開催されましたが、金銀を江戸まで運んだ街道の自治体も参加する金の道イベントの一環として再び島内を歩き、世界遺産登録の機運を高めます。
相川町ゆかりの地では、ガイドによる説明も行われました。

そして、町の人に見送られながら出発。
浦川アナ「出立してから1時間が経ちました。今から1つ目の休憩所、キリシタン塚を目指して坂を上ります。急な坂ですが、道が綺麗に整備されているのですごく歩きやすいです。」
浦川アナ「標高160mの中山峠を越える中山旧道。およそ260年にわたり人々の往来に利用されてきた道です。」
浦川アナ「ようやく1つ目の休憩場所のキリシタン塚にやってきました。」

一息ついた参加者一行は、キリシタン塚を後にします。
山道をようやく抜け稲刈が進む平地に降りてきました。この頃には、ベテランの参加者との会話を楽しむ余裕も生まれ、より充実した時間を過ごすことができました。
勇壮な太鼓の音に迎えられながら、佐和田地区河原田本町の諏訪神社へ到着。
浦川アナ「やっと、今お昼です。3時間ぐらい歩いてきて、ちょっと太ももが痛いなという感じです。ただ、当時金を運んだ方達は、暑い日も寒い日もここを歩いたんだなと思うと、すごいなと感じました。本当にお腹が空いたので、今からお昼ご飯いただきます。」

参加者「お昼も楽しみね」
トライアスロン愛好家の参加者「佐渡から、江戸まで金を持っていくっていうのがすごくロマンを感じますね。楽しいです。トライアスロンとか愛好家としまして、佐渡大会は何回もお世話になりました。是非世界遺産登録を応援したいと思い来ました。」
神社では地元の氏子会が一行の無事を祈願し鬼太鼓を披露しました。
元気をもらった参加者は、午後からの道のりに挑みます。

午後3時過ぎ、本陣のある真野新町に差し掛かると、地元商工会の婦人部が太鼓で出迎えてくれました。
はばたき太鼓と名付けられた小気味良い太鼓に長旅の疲れも吹き飛びます。
そして、出立からおよそ6時間半、本陣である山本邸にようやく到着しました。
御金荷の道の1日目の任務は終了です。

先導役を務めた参加者「先導なので緊張感もあり、わくわく感もありという感じでしたかね。気持ち良く歩くことができました。事故もなく、盗賊に襲われることもなく無事届けられて良かったです。」
浦川アナ「金を運んだ道およそ15km歩きました。ちょっと足が痛いなって感じですけど、当時の人は、こうやって地道に金を運んだんだなと思いながら、それを実感できました。金銀山への理解をもっと深めたいと思ったので、これからも関わりのある場所に足を運んだり、調べたりして勉強しようと思いました。」
本当に、多くの人が楽しみながら、当時に思いを馳せたようです。佐渡の金山の世界文化遺産登録を願い、2日間にわたり行われた御金荷の道には、関係者も含め延べ280人が携わったということです。

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