読売ジャイアンツ菊地大稀投手が母校を訪問

佐渡出身で初のプロ野球選手となった読売ジャイアンツの菊地大稀投手が、読売巨人軍の社会貢献活動の一環として母校の真野小学校を訪れ、子どもたちへ夢に向かって努力する大切さを語ったほかキャッチボールなどで交流しました。

全校児童およそ190人に出迎えられたのは、真野小学校出身で昨シーズンからプロ野球読売ジャイアンツでプレーする菊地大稀投手です。
小学校卒業以来12年ぶりに母校へ帰ってきたという菊地投手は、小学校時代の野球に関する思い出を話したあと、後輩へ伝えたいこととして、中学生の時に出場した離島甲子園で元プロ野球選手の故・村田兆治さんからもらい大切にしているという「夢を諦めない」という言葉をもとにメッセージを送りました。
菊地大稀投手「自分がこれやりたいとか思ったものが1つでもあれば、そこに向かって本当に突き進んで行けば本当になれるので、努力は必ず報われるという言葉がありますが、本当にそうだと今僕は実感しています。」

そして、菊地投手が小学校時代に一緒にプレーした先輩で、現在真野小学校に勤める先生を相手に投球を披露すると、子供たちは真剣な様子で見ていました。
さらに、小学生時代に自身が所属していた野球チーム真野ファイターズの14人の子供たちとキャッチボールをして交流を楽しみました。
島田來祈キャプテン「体が大きいし、身長も高いし、投げ方も綺麗でした。練習を積み重ねてプロ野球選手になったんだなということが分かりました。真野ファイターズからプロ野球選手が出たことが一番嬉しいです。」

給食の時間になると、菊地投手も配膳を手伝います。
菊地投手と一緒にご飯を食べた子供たちは、目を輝かせながら至福のひと時を楽しんでいました。
菊地大稀投手「自分が小学校の頃と変わってなくて、本当に落ち着く場所でしたし、小学生のみんなもすごく元気いっぱいで、僕の方が逆にパワーをもらったので、本当にいい経験になりました。来年は、今日の小学生のパワーを頂いて、さらに活躍してチームに貢献してリーグ優勝、日本一に向かって貢献できたらなと思います。」

まさかプロ野球選手のユニフォームを着て、佐渡に帰れるとは思っていなかったという菊地投手は、後輩たちからパワーをもらい、来シーズンの飛躍を誓っていました。
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