観光高付加価値化に向け事業採択決定

順当に進めば、来年にも実現される佐渡金銀山の世界遺産登録を見据え、国からの支援を活用した観光の高付加価値化事業が進められています。8月17日に開かれた市長定例記者会見で、国による事業採択が決定したことが報告されました。

この度採択された事業は、観光地域の価値や魅力を高めることにより、持続可能な地域づくりを目指すもので1億円を上限に事業費の2分の1を国が支援します。
主に宿泊施設や観光施設の改修などに充てられ、佐渡市では相川地区で9、両津・国仲地区でそれぞれ6、南佐渡地区で1の22事業が採択されました。総事業費は、およそ22億2千万円で。そのうちのおよそ11億9千万円が国から充当されます。

今年度と、来年度にわたり実施されますが、来年の世界文化遺産登録を見据え、オフシーズンとなる、今年晩秋から冬に改修などが始まる見込みです。
会見ではこのほか、9月3日に開催される2023佐渡国際トライアスロン大会について、6歳から84歳までのおよそ2,000人が出場すること、また、エイドステーションのボランティアを加えた島内2日間の旅行プランに30人以上の参加申し込みがあったことなどが伝えられました。

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