草原の里100選にドンデン高原選定

美しい草原の風景を残す地域を選ぶ「未来に残したい草原の里100選」に両津地区椿のドンデン高原が選ばれ、12月18日ドンデンの自然を考える会のメンバーらが選定について市長に報告しました。

市長を訪問したのは、ドンデン高原ロッジの支配人やトレッキングガイドなどで組織されたドンデンの自然を考える会の5人です。
草原の保全活動を図る全国草原の里市町村連絡協議会が主催し、環境省などが後援する「未来に残したい草原の里100選」は、各地に残る草原を全国で活用して、自然共生型の社会をつくることを目的に昨年始まり、今年第2回の選定地域としてドンデン高原が新たに選ばれました。
評価されたのは、芝草原として昔から認知度が高い点や、ドンデンの自然を考える会のメンバーが定期的に草原の手入れを行い、美しく保たれている点などです。

ドンデン高原を含めて、全国から新たに14か所が選定され、昨年の第1回と合わせて現在48か所が選定されています。
市役所を訪れたこの日は、牛や馬の放牧による草原の維持や、馬を使ったトレッキングツアーで観光客を呼び込むことなど、ドンデン高原の今後のあり方について市長に提案しました。
また、ドンデンの自然を考える会は、佐渡市と登山アプリYAMAPが提携して今年行った景観を守るためのドンデン高原ボランティアツアーに協力し、今後も行政と連携してドンデン高原の景観維持に努めたいとしています。
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