新庁舎開庁に向け市民サービス向上の取組み

10月17日の市長記者会見では、新庁舎の開庁に合わせた市民サービス向上の取り組みも発表されました。

会見では、初めに防災拠点機能を備えた市役所新庁舎の建設工事が、今月31日に完了し、来月6日から開庁することが伝えられました。
1階には、税務・戸籍・福祉関連の窓口が配置されますが、それに合わせ「書かない窓口」を導入します。

まずは、転入や転出といった引っ越しの手続きに関し、この「書かない窓口」を11月から実施。マイナンバーカードや運転免許証などで必要な事項を読み取り、市民が手書きするのは、最後の確認と署名だけにする取り組みです。
市では、行政手続きオンライン化の拡充や、公式LINEのリニューアルを実施し市民サービスの向上を目指しています。
会見ではこのほか、来年1月から3週間ほど行われる、電気自動車を用いた自動運転実証調査事業も発表されました。運行ルートは、きらりうむ佐渡を起点とした岩谷口間と尖閣湾揚島遊園間の2つを予定していて、すれ違いが困難な区間は、手動運転に切り替えられる自動運転レベル2での調査になります。詳細な計画はこれからですが、無料での運行を実施することから、市民に積極的な利用を呼びかけています。

また、10月22日からあいぽーと佐渡で写真家の天野尚作品の常設展示が開設します。2008年の洞爺湖サミット晩餐会場で展示された佐渡天然杉の写真で一躍脚光を浴びた天野さん。その天野さんが創業者であるアクアデザインアマノから寄贈を受けた177作品のうち、今回28作品が当面の間展示されるということです。
最新情報をチェックしよう!