子どもの足と靴について学ぶセミナー

1月30日、さわた子育て支援センターでシューフィッターの資格を持つ講師を招き、子どもの足と靴についての講座が行われました。

7組の親子が参加して行われた子どもの足と靴をテーマにした講座「足育セミナー」の講師には、一人一人に合った靴を提案する上級シューフィッターの資格を持つ萩原正人さんが招かれました。
萩原さんは島内で靴店を営みながら、靴の専門家として島内の子どもから高齢者まで幅広い世代に向けた講演活動も行っています。
講座では、10歳までに足の骨格が完成するため、0歳から10歳までの靴選びが大切だと伝えられ、正しく選べていないと疲れやすく足腰に悪影響を及ぼすとされる扁平足になってしまうと注意が呼びかけられました。

大半の人が大きめの靴を履いていることに触れ、子ども場合はサイズが1つ大きいと、大人の場合の3つ大きいサイズに相当すると伝えられ、子どもの足は柔らかく変形しやすいため、靴のサイズ選びが重要だと説明されました。
また、足に合った靴を履かせることによって、姿勢はもちろん歯並び、噛み合わせが良くなることなども伝えられました。
一方で、子どもの頃は屋内では靴や靴下を履くより裸足で歩かせるのが良く、裸足だと色々な刺激を受けるため、脳に良い影響があるという研究がされていることも紹介されました。

参加者は、子育てに生かそうと真剣に話を聞いていました。
参加者「靴選びで運動神経とか脳の発達にも影響があると言うことなので、適当な靴じゃなくてしっかりした靴を選びたいと思いました。」
萩原正人さん「間違った靴選びで足を痛めてしまったり、悪い方に導いてしまったりと、そういうこともあるので、まずそこを知ってもらって正しい靴選びをしていただきたいと思います。」

萩原さんは講座の中で、子どもの足と靴について保護者の意識が大切だと繰り返し話し、足は変形してからだと遅いと、講座を通して子どもの靴選びの大切さについて訴えていました。
なおこの足育セミナーは、来月金井と小木の子育て支援センターでも開かれる予定です。詳しくは、佐渡市のホームページをご覧ください。
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