創造・感性で表現 いけばな池坊佐渡支部の花展

6月25日、金井コミュニティセンターで池坊佐渡支部の会員らによる作品展が開かれました。

新型コロナの影響で2年ぶりの開催となった花展の会場には、「未来につなごう 花の心」というテーマのもとおよそ90点の作品が並びました。
この生け花池坊佐渡支部花展は、池坊のいろいろな生け方を知ってもらうとともに、会員らが発表の場を設けることを目的に開催されています。
今回は、元池坊佐渡支部支部長で白寿を迎えられた渡部絢水さんの作品も1点展示されました。
また、相川小学校の児童5人による作品もならべられ、年齢の垣根を超え楽しめるいけばなの素晴らしさや、後世に残していきたいという思いが込められた展示会になりました。
また、会場には、同じカキツバタの生花のみを使ったコーナーも設けられ、同じものを使う会員それぞれの個性がより表現されていました。
この日、会場に訪れたおよそ700人の来場者は、創造力と感性により仕上げられたいけばなの一つ一つをじっくりと堪能し、その奥深さを感じているようでした。

最新情報をチェックしよう!