児童が自然環境学ぶ どんぐりの森育樹祭

10月19日、上横山共有林のどんぐりの森で育樹祭が行われ、両津吉井小学校の児童たちが自然環境について学びました。

今回で15回目を迎えるどんぐりの森育児祭は、松枯れで荒れ果てた集落の共有林を再生し、豊かな自然を次世代に引き継ごうと、上横山自然公園をつくる会が毎年主催しています。
この日は、両津吉井小学校の4年生8人が参加し、木の間伐を体験しました。
児童たちは、会のメンバーから指導を受けながら、ノコギリを使い一生懸命切っていきます。

初めは苦戦していた児童も、回数をこなすと徐々に慣れていき、楽しみながら間伐作業に取り組んでいました。
また、植物に詳しく、小学校で理科を教えていた矢田親成さんが、自然の大切さをテーマにした講話を行いました。
矢田さんは、木を切ることで地面に太陽が当たり植物が育ちやすくなること。その結果、二酸化炭素を減らして、地球温暖化を防げることなど、間伐の大切さを児童たちに伝えていました。

室岡甚一代表「森の中で自然を感じてもらいたいと思って、こういう催しをしております。子ども達も喜んでやってくれました。」
このほか、どんぐりの森には、手作りのターザンロープが設置されていて、児童たちは存分にアクティビティを存分に楽しんでいました。
上横山自然公園をつくる会は、今後も子供たちに森の大切さや自然環境について学ぶ機会を設けていきたいとしています。
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