佐渡の特産 ❝トキ色メロン❞収穫最盛期

トキの羽のような淡いオレンジ色の果肉が特徴のトキ色メロンの収穫が、現在最盛期を迎えています。

畑野地区寺田で、20年以上メロン栽培を行う羽二生武さんの農業用ハウスでは、現在トキ色メロンの収穫が盛んに行われています。
トキ色メロンとは、トキの島佐渡を連想させる新たな特産品を作ろうと、グランドールという品種につけた愛称です。

取材に伺った7月31日は、ちょうど収穫のピークを迎えていて、羽二生さんは慣れた手つきで次々とメロンを収穫していきました。
その後、収穫したメローを切り分けて、糖度を測っていきます。トキ色メロンのグランドールは、通常のメロンと比べ糖度が平均で18度と高く、とろけるような柔らかい舌触りが特徴です。
島内では、畑野、新穂、真野、金井、佐和田地区の6軒の農家がトキ色メロンを栽培しています。
トキ色メロンを栽培する農家は、年々減っているということで羽二生さんは、佐渡らしい愛称のトキ色メロンを残してゆきたいと話します。
羽二生武さん「今ようやくトキ色メロンっていうのが名前が出てきておるんで、これを続けて行ってもらいたいと思っております。みんな頑張っとるんで、消費者の方はトキ色メロンを見たら買って食べてみてもらいたいと思います。」
トキ色メロンの収穫は8月中旬まで続き、島内や新潟の市場に出荷されるということです。

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