中学生の日頃の思い発表 わたしの主張

中学生が日頃抱いている思いや考えを発表する少年の主張大会が8月24日、佐渡島開発総合センターで開かれました。

新潟県少年の主張大会、私の主張佐渡地区大会は、中学性に論理的に考える力や物事を正しく伝える力などを身につけてもらおうと、県や市などが毎年開催しているものです。
今年は、市内の13の中学校と佐渡中等教育学校から685点の応募があり、各校から選ばれた代表13人が演壇に立ちました。

生徒たちは、コロナ禍により生活環境が変わった中で感じた家族との絆や、部活動で直面した壁を乗り越えた経験などから、日常生活の中で感じた思いを力強く語りました。
そんな中、今年の最優秀賞には、佐渡中等教育学校2年中村虹湖さんの「心の豊かさを求めて」が選ばれました。中村さんは、小学生の頃に読んだ本で日本の小学生が使い終わった後のランドセルをアフガニスタンの子供たちが使っていることを知り、豊かさについて考えるようになりました。
これまで、衣食住などの環境が整っていることが豊かさだと考えていた中村さんは、この経験と、お米を育てる活動に参加した経験から、自らが思う本当の豊かさを見つけ出したと話しました。
中村虹湖さん「本当に、たくさんの方が見ているので、すごく緊張しました。こんな素晴らしい賞をいただけると思っていなかったのでびっくりしています。でも嬉しいです。自分の意見に自信を持って、堂々とより多くの人に届けられるように頑張りたいと思います。」
そのほか優秀賞には、金井中学校3年ヴァン・スレイ・ピンさん、南佐渡中学校3年髙野碧さん、両津中学校3年兵庫彩月さんが選ばれました。
最優秀賞に輝いた中村さんは、9月16日に新潟市で開催される県大会に佐渡地区代表として出場します。

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