河原田小学校でトラック出前授業

子どもたちに物流についての興味を持ってもらおうと、11月10日、新潟県トラック協会佐渡支部が河原田小学校で出前授業を行いました。

この出前授業は、新潟県トラック協会佐渡支部が物流について学習が始まる小学5年生を対象に、より業界への理解を深めてもらおうと2017年から毎年開いているもので、この日は、河原田小学校の5年生22人が参加しました。
講師は、新潟県トラック協会佐渡支部の祝博之さんが務め、初めに子どもたちに対し挨拶や礼儀の大切さについて説明しました。
その後、物流とは何かということや、普段目にする車のナンバープレートの違いなど、子どもたちが楽しめるようクイズ形式で進めていきます。

児童たちは、祝さんのクイズに積極的に回答し、トラックによる宅配便の取り扱い個数が国内で年間およそ50億個もあることや、大型トラック1台の年間走行距離が地球1.7周分に相当することが説明されると、驚きの声を上げていました。
授業の後半では、佐渡警察署の署員による交通安全指導とトラックの乗車体験が行われました。
児童たちはトラックに乗り、運転席からの死角を確認します。トラックからは見えない角度が多いことを確認し、巻き込み事故の危険性を実感していました。

祝博之さん「トラックは、日常見ることはあっても、どんな仕事をやってるのかということをあまり知らないと思います。トラックをそばで見る機会もないと思ったので、今日は実際に車を持ってきました。トラックは、生活に欠かせない役割があるということを勉強していただけたかと思います。」
児童たちは、出前授業を通して貨物を輸送するトラックが生活において重要な役割を果たしていることを理解するとともに交通安全への意識も高めていました。
最新情報をチェックしよう!