たらい舟・さざえ祭り 地元海産物や芸能楽しむ

6月18日、小木みなと公園でたらい舟・サザエ祭りが行われ、訪れた人たちが地元の海産物や伝統芸能を楽しんでいました。

佐渡のたらい舟やさざえ、伝統芸能を楽しんでほしいと開催されたこのイベント。今年は、島内外から4,000人以上が訪れ、賑わいを見せていました。
会場には、さざえのつぼ焼きやイカ焼きといった佐渡の海産物や、地元の特産品などを販売する屋台が立ち並んだほか、築地から直送された生マグロの販売などが行われました。

会場近くの港では、たらい舟の体験コーナーもあり、参加者は船からの景色を眺めたり実際に漕いでみたりと地元の伝統文化を楽しんでいました。
そして、この日ひと際盛り上がりを見せていたのがさざえのつかみ取りです。
たらいの中にあるサザエを片手でつかみ取る人気のこの企画。参加者は、一つでも多くのサザエをつかもうと奮闘していました。
旅館業を営んでいる祭りの実行委員長の小林尚登さんは、小木直江津航路のカーフェリー就航により、長野、関西方面からの来場者が大幅に増えていると話されていました。 
このほか、地元の子供たちが民謡を披露したほか南佐渡中学校の生徒による総踊りなど、子どもたちや芸能団体のパフォーマンスが行われ、会場は活気に満ちていました。

最新情報をチェックしよう!