トレッキングシーズン開幕 ドンデン山で山開き

春のトレッキングシーズンの幕開けに合わせ、ドンデン高原山開き安全祈願祭が、おととい22日ドンデン高原ロッジで行われました。

安全祈願祭は、佐渡観光交流機構をはじめ渡辺竜五佐渡市長や佐渡トレッキング協議会、ドンデン高原ロッジのスタッフなどが参列して行われました。

ドンデン山は、花の100名山としても知られ、例年2万5,000人ほどのトレッキング愛好者で賑わいます。
今年は、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着きを見せていることから、早春の花を楽しめる5月下旬までのドンデン高原ロッジ宿泊者は、1,200人程度でほぼ満室の状態です。
参列者は、その登山客などの安全を静かに祈願しました。
そして、佐渡観光交流機構両津支部小野原正輝支部長が声高らかに山開きを宣言しました。
佐渡トレッキング協議会によると、今年の冬は、雪が多かったものの、春先に暖かい日が続いたため、雪解けが早く山野草の開花が例年より10日ほど早くなっているということです。
また、ドンデン山のルートの一つアオネバ登山道の標高700m付近ではカタクリや雪割草が見頃を迎えています。
一方、ドンデン高原や標高940mに位置する尻立山までは、積雪があるということで大型連休明け頃には、雪解けが進みさらに山を楽しめそうです。
ドンデン山は春だけでなく、梅雨時期に見られる雲海の景色や、紅葉など季節ごとの楽しみ方があるスポットです。佐渡トレッキング協議会で検索すると、花の開花状況などが随時分かりますので、お出かけの際の参考にされてみてはいかがでしょうか。

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