前浜地域の魅力を絵地図で紹介!

前浜地域の魅力を伝えようと、可愛らしいイラストで観光地やレジャースポットなどを紹介する絵地図がこのほど完成しました。

色鮮やかなイラストが目を引くこちらの佐渡前浜絵地図は、ガイドブックであまり取り上げられていない前浜地域の魅力的な場所を紹介しようと地域の有志で集まった団体「さど・前浜倶楽部」が制作したものです。
団体の代表を務める久保晶さんが声を上げ、12人のメンバーが原稿・構成・デザインといった役割を分担し、およそ1年かけて製作しました。

久保晶さん「私は、この松ヶ崎に7年ぐらい前にドーナツ屋をするため、大阪から期間限定で来てるんですが、この松ヶ崎の町並みがすごく気に入って、前浜は素晴らしいものがいっぱいあるなということで、それだったら分かりやすくて見やすい絵地図、イラストマップを作りたいなと思って、それで1年がかりでこの8月頭に出来上がったということです。」
絵地図には、久保さんが営むドーナツ屋のあたりきしゃりき堂をはじめ、前浜地域の観光ポットやメンバーが感じる舞浜地域の良いところが可愛らしいイラストで表現されています。
イラストを担当した小川温子さんは、自身も佐渡に移住してきたときに前浜地区を拠点に活動していたとし、思い入れが強い場所なので描画にはものすごくこだわったと話していました。
また、前浜中学校、松ヶ崎中学校、赤泊中学校の3校の生徒たちのおすすめスポットも盛り込まれています。久保さんが3校を訪れ生徒や教員と一緒に紹介する内容を考えたそうです。
さど・前浜倶楽部のメンバーは、昨年の夏から2週間に1回程度集まり、どんな絵地図にしたいか、多くの人に手に取ってもらうためには、どうすれば良いかを話し合いながら製作を進めてきました。
久保晶さん「佐渡島内の方でも意外と前浜地区のことをご存じない方が多いので、島内の方にも知ってもらいたいですし、前浜マップを参考にして、ほかの地域の方々もわかりやすい地図なんかを作っていただけるような参考になればと思ってるんですけどね。」
今後は、第2弾として手仕事をする人や伝統工芸を守る人など、佐渡の魅力的な人を盛り込んだ地図の制作を計画中だということです。
この絵地図は、島内の観光施設や佐渡汽船ターミナルに置かれているということです。

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