佐渡特産❝おけさ柿❞収穫始まる

佐渡の特産品の一つであるおけさ柿の収穫が始まりました。

羽茂大橋でおよそ40年柿の栽培を行う中川利幸さんの圃場では、現在「刀根早生(とねわせ)」の収穫が盛んに行われています。
「刀根早生」と「平核無(ひらたねなし)」の2品種があるおけさ柿は、種がなく渋抜きすることで得られるまろやかな甘さが特徴で佐渡の代表的な特産品です。
取材に伺った10月11日は、早生品種である利根早生の収穫が行われていて、中川さんは実の色づき方で収穫のタイミングを見極めながら、次々と収穫していきました。

ここ数日は、朝晩の気温差が大きくなり実の色づきが進んでいると言います。
今年は、猛暑による日照の強さや降水が少なかったことにより、日焼けやイレズミと呼ばれる黒い変色などが見られる一方で、甘みは凝縮され、柿の出来そのものは非常に良いそうです。
中川さんの圃場では、今月26日頃まで刀根早生の収穫が続き、21日頃からは平核無の収穫が始まる見込みです。

JA羽茂によると、今年はおよそ3,400tのおけさ柿の出荷を見込んでいるということです。
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