小倉千枚田で田植え 4年ぶりに島外オーナーも参加

棚田の風景を後世に残そうと、畑野地区小倉の小倉千枚田で2008年に始まった「田んぼのオーナー制度」。5月21日、4年ぶりに島外のオーナーも参加して田植えが行われました。

青空の下で行われた田植え作業には、島内外からおよそ100人が参加しました。
小倉千枚田では、農業の担い手が減少する中で、地域の棚田を後世に残そうと小倉千枚田管理組合が平成20年から田んぼ1枚ごとにオーナーを募集しています。
佐渡の棚田紹介 | 佐渡棚田協議会 (sadotanada.com)

新型コロナの影響で、ここ数年は島民限定で田植えが行われていましたが、今回は4年ぶりに島外のオーナーも参加。土の感触を楽しみながら、一本一本苗を植えていました。
また、この日はオーナーの一人で、授業の一環で米作りを行っている新潟市の日本自然環境専門学校の学生も参加しました。
オーナーの中には、佐渡への旅行を兼ねて田植えに参加した人や、人生で初めて田植えをしたという人もいて、それぞれが佐渡の自然を感じながら田植えを楽しんだようでした。

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