世界遺産委員国の駐日外交団が佐渡視察

4月25日から26日にかけ、世界遺産委員国の駐日外交団が佐渡を訪れ、佐渡の金山の関連施設などを視察しました。

今年7月にインドで開かれるユネスコの世界遺産委員会で、登録の可否が審議される見通しの佐渡の金山。今回の視察は、その審議の前に世界遺産委員国の駐日外交団に佐渡の金山の文化的価値を実際に見てもらおうと、新潟県と佐渡市が共同で1泊2日の日程で行ったものです。
日本を除いた20か国の世界遺産委員国のうち、ツアーに参加したのは11か国16人で、1日目の4月25日にはベトナムやルワンダなどの駐日大使ら10か国15人が佐渡を訪れました。
一行は、はじめにきらりうむ佐渡で佐渡金銀山を代表する3つの鉱山とその歴史を紹介する映像などを視聴しました。
次に訪れた佐渡奉行所跡では、佐渡を世界遺産にする会のメンバーが当時の衣装を身にまとい一行を出迎えました。かつて相川でとれた金銀を運んだルートを歩く御金荷の道ウォークを始め、小中学校で金銀山の歴史を伝えていることなど、およそ30年にわたる取り組みを紹介し、最後に島民の思いとともに登録に向け外交団に協力を仰ぎました。
そしてこの日は最後に江戸時代に金を採掘した坑道、史跡佐渡金山の宗太夫坑を訪れました。
一行は、坑道内で金が取れる岩盤は非常に硬く、手作業で掘り進めるには時間がかかったことなど、当時の作業について説明を受けました。
また、新潟県の橋本憲次郎副知事も委員たちに積極的に話しかけ、当時の様子などを伝えていました。
そのほか金塊の取り出しも体験し、その重さに驚くなど楽しみながら外交団は佐渡の歴史や文化について理解を深めていました。
また、歓迎の夕食会では鬼太鼓などが披露され、4月26日には砂金の採取を行っていた真野地区西三川にある笹川集落などを巡ったほか、佐渡に現存する35の能舞台で最も古いとされる真野地区竹田の大膳神社能舞台の視察などを行ったということです。
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