総合高校生徒と社会奉仕団体がカンゾウ苗植え

真野湾に面する越の長浜の一角に5月25日、佐渡総合高校の生徒と社会奉仕団体のメンバーらがカンゾウの苗植えを行いました。

カンゾウの苗を植えたのは、佐渡総合高校農産加工系列の2年生22人と国際的な社会奉仕連合団体佐渡南ロータリークラブのメンバー10人です。
佐渡総合高校の生徒は、自分たちで育てた苗を地域に植える取り組みをおよそ20年前から行っていて、その活動を知った佐渡南ロータリークラブが学校から苗を購入し、12年前から共同で苗植えを行っています。

ここ数年はコロナ禍ということもあり、3年ぶりに実施されました。
この日は、300本のカンゾウの苗が用意され、参加した生徒らは、多く石が残る場所に苦戦しながらも、ツルハシやクワを用いて土を耕やしながら苗を植えていました。
また、生徒にとって大人や仲間との共同作業は、地域貢献はもちろん、今後社会に出た際に役に立つと学校では考えています。
生徒らが植えたカンゾウは、来年には花を咲かせる見込みで佐渡の風光明媚な海岸線をさらに彩り地域住民は、もちろん観光客などに笑顔の花を咲かせてくれそうです。
なお、佐渡総合高校では、カンゾウやイワユリの苗を一般の人にも販売しているということです。子どもたちが育てた苗を希望される方は、佐渡総合高校までお問い合わせください。

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