楽しく脳を活性化「しゃきっと教室」

認知症予防を目的に佐渡市が開催している「しゃきっと教室」が相川地区で行われ、参加者は楽しみながら脳の運動に取り組みました。

「しゃきっと教室」は、簡単な音読や計算に取り組みながら、コミュニケーションを行うことで認知症予防を目指す取り組みで、毎年5月から10月の間、島内の6地区で週に1回開催されています。
10月5日に開催された相川地区の教室には、受講生やサポーターなど20人ほどが、今年度最後の教室に参加しました。
受講生は、音読や簡単な計算、数字合わせの学習などに黙々と取り組み、脳を活性化させていました。

学習が終わると、コミュニケーションの時間です。サポーターと一緒に最近起きた身の回りのことや、新しくオープンしたのお店の話、最近読んだ本など幅広い話題をリラックスした雰囲気の中楽しみました。
受講生「やっぱりここへ来るとみんなの顔も見るし、何か一つちょっと自分に勉強になることがあります。」
受講生「皆さん明るくて、なんか見てて元気をいただいてるような気がして、とても入ってよかったと思ってます。」

また、サポーターにとっても、様々な知識を得る貴重な場となっています。
サポーター「教わることがいっぱいありまして、農業のことだとか、それから折り紙のことだとか、受講者さんやサポーターさんに教えてもらってすごくためになってます。」
サポーター「こちら側がサポーターの立場ですけど、終わった後の会話がやっぱ人生の先輩たちの話がいっぱい聞けて良かったかなって思ってます。」
「しゃきっと教室」の今年度の活動は、10月いっぱいで終了となりますが、地区によっては、自主的に教室を開くところもあります。興味のある方は、佐渡市高齢福祉課にお問い合わせください。
最新情報をチェックしよう!