市制施行20周年 名誉市民とほう賞授与式

3月1日、佐渡市市制施行20周年の記念式典が行われ、それに伴い佐渡市名誉市民称号とほう賞の授与式が執り行われました。

記念式典では渡辺竜五市長が式辞として、昨年4大スポーツ大会やアース・セレブレーションなど、ようやく市に活気が戻ってきたことや、11月に完成した新市庁舎は今後100年市民の生活を支えることができると述べ、未来を担う若者たちが期待を持てるよう、持続可能な島づくりを目指して取り組んでいくと意気込みを述べました。
続いて、佐和田地区沢根出身の金工作家宮田亮平さんに名誉市民称号が授与されました。
宮田さんは、イルカをモチーフにした「シュプリンゲン」シリーズなどの作品で国内外の多数の美術展に出品。東京芸術大学の学長、文化庁長官を歴任し、日本の文化行政の舵取りを行ってきました。

宮田さんは「東京へ行って60年経つもんだからのう、佐渡弁すっかり忘れてもうてのう」と切り出し笑いを誘い、とてもありがたいと思う。こんな立派なものをもらえるとは思っていなかった。ふるさと佐渡があるから頑張れると思っている。これからもなるべく佐渡のことを考えながら生きていきたいと思っていると終始佐渡弁で挨拶を述べました。
宮田亮平さん「60年前に佐渡から東京へ挑戦をしに出かけたわけなんだけど、ちょうど60年経ってこうやって戻ってきて1つの節目に至って、新たな出発の時に名誉市民の称号を頂けるということはありがたいですね。故郷はよきところという感じがします。」
ほう賞授与が行われ、社会福祉の増進、保険衛生の向上、地域商工業の振興などに尽力した3団体16人にほう賞が授与されました。

式典が終わると、本庁舎正面玄関に移り館銘の除幕式が行われました。この日は、あいにくの雨となりましたが、除幕式にはほう賞を授与された人が参加し、佐渡南ロータリークラブの会長や宮田さんと妻の節子さん、渡辺竜五市長ら10人によって除幕されました。
この館銘は、来年度創立50周年を迎える佐渡南ロータリークラブがその50周年事業として寄贈したもので、小木町役場にあった神子岩を使用し、このたび名誉市民となった宮田亮平さんが書いた「佐渡市役所」の文字が彫られています。
この日、ほう賞を授与された人はご覧の方々です。(1/3)

この日、ほう賞を授与された人はご覧の方々です。(2/3)
この日、ほう賞を授与されたのはご覧の方々です。(3/3)
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