看護学校令和7年度から定員削減方針

佐渡看護専門学校が令和7年度の入学生から、募集定員を現在の40人から25人に削減する方針であることが分かりました。先週開かれた市議会議員全員協議会で渡辺市長が方向性を示しました。

佐渡看護専門学校では、経済的な問題で進学を断念せざるを得ない学生を支援するため、国の高等教育就学支援新制度の認可を新潟県から受け、授業料の減免措置がとられています。
しかし、認可の要件のひとつとして定員の充足率の基準があり、過去3年間その条件に達していなかったことなどを理由に、7月31日に新潟県から支援制度認可の取り消しが発表されていました。来年度の入学者から支援制度の適用が受けられなくなります。

渡辺市長によると、現在定員数は40人ですがこれを25人に引き下げ、認可の要件である80%以上の充足率を満たし、支援制度を再び受けられるようにする狙いがあるとします。
新潟県によると再認可には、3年間充足率を満たすことのほか、学校設置者であるJA新潟厚生連の運営状況が審査され、要件をクリアすることが求められます。
なお、在学生に対しては引き続き減免措置が適用されるということです。

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