子どもたちが環境美化への想い表現

佐渡を美しくする会が、島内の小中学生を対象に募集していたポスターおよび標語の入賞者が決まり、2月7日に表彰式が行われました。

佐渡を美しくする会では、地球を愛する心と環境美化意識の高揚を目的に、毎年島内の小中学生を対象にポスターと標語のコンクールを実施しています。
今年度は、昨年6月から11月の間に作品が募集され、ポスターの部に小学生から33点、中学生から1点の応募がありました。
標語の部に小学生から96点、中学生から24点の応募があり、審査の結果双方合わせて20人が入賞しました。

この日行われた表彰式には受賞者が集まり、佐渡を美しくする会の村山優樹会長から賞状と記念品が贈られました。
ポスターの部で最優秀賞を受賞したのは、河崎小学校5年の池 ひまりさんです。
池さんの作品は、たらい舟と2羽のトキを描いたもので、海中の様子やたらい舟の影まで上手に色彩を使って表現していることなどが高く評価されました。

池 ひまりさん「絵に自信がなかったので、名前を間違えたのかと思うぐらい嬉しかったです。佐渡を世界遺産にしたいという思いから、佐渡の良さをたくさん詰め込んだポスターにしようと思い、こういうポスターにしました。佐渡のきれいな海ときれいな自然を守りたいという気持ちになってほしいです。」
標語の部で最優秀賞を受賞したのは両津小学校6年の渡辺希明さんの標語「佐渡の自然 守りつなげる 未来へと」です。
「守りつなげる」という言葉に佐渡の自然を将来に残していくというまっすぐな思いを感じると評価されました。

渡辺希明さん「頑張って作ったので、最優秀賞が取れてとても嬉しいです。佐渡の豊かな自然のことについて考えながら作りました。大野亀にあるカンゾウが綺麗だなって思います。」
また、表彰式には出席できませんでしたが、高千中学校3年の本間俊佑さんも標語部門で最優秀賞を受賞しています。
最優秀賞に輝いた3作品は、啓発ポスターとしてそれぞれ250枚制作され、公共施設や会員の事業所などを中心に掲示されます。また、最優秀作品3点を含め各部門の優秀賞および、優良賞の入賞作品合わせて20点は、2月9日からアミューズメントなどで、3月1日から両津港のおけさ橋で展示されます。
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