佐渡市議会12月定例会 一般質問二日目

佐渡市議会12月定例会 一般質問二日目が12月12日に行われ、4人の議員が質問に立ちました。

午前に質問に立った金田淳一議員は、こがね丸導入による効果をどう受け止めているか渡辺竜五市長に質しました。
渡辺市長は、両津新潟航路のカーフェリー1隻体制時に故障などが発生した場合の代替船として、産業の安定に大きな効果を感じたと述べました。
佐渡市は、カーフェリーが1隻体制になる、来年1月24日から3月16日までの間、島発7時台、9時台のジェットフォイルをカーフェリーと同料金で利用できる施策を進めていると発表しました。

利用には事前予約が必要で、期間中は片道往復ともにカーフェリー2等の料金となり、船が欠航になった場合も後の便に同料金で変更が可能だとしています。市民には詳細が決まり次第、公表されるということです。
また、金田議員は全国学力学習状況調査において、佐渡市の中学生の学習意欲が全国平均を下回っている状況に触れ、その改善策について教育委員会に意見を求めました。
佐渡市は調査の結果を分析し、対応策の検討を進めていて、中学校における授業支援システムの導入や、大学生と連携したオンラインでの学習支援などを行い、学習意欲の向上を目指すとしています。

また、現在佐渡市にいる外国語指導助手(ALT)について、複数校の兼務により子どもたちとの交流が少ないという課題を挙げ、来年度は研修の充実や増員を検討し、子どもが英語を使う機会を増やしていきたいとしました。
午後に質問に立った山本健二議員も黄金丸の運行状況について質しました。
渡辺市長は就航開始の4月29日から11月12日までの就航率は88.1%で風の影響を受けやすいことが課題だとしました。

中川健二議員は、冬場に体を動かす機会を作るためのスキー場の活用に関連して、佐渡市平スキー場において、どのくらいの小中学校がスキー授業を実施しているか尋ねました。
佐渡市は、昨年度は6割の小中学校が実施し、今年度も希望調査を行ったところ、8割ほどがスキー授業の実施を計画しているとしました。
今日はこのほか、上杉育子議員が農業政策や、子どもへの支援などについて質しました。

一般質問三日目の12月13日は、中川直美議員、佐藤孝議員、後藤勇典議員、中村良夫議員が質問に立ちます。

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