2023佐渡国際トライアスロン大会 ダイジェスト

9月3日、佐渡国際トライアスロン大会が開催されました。猛暑のため、前日2日のジュニアトライアスロンは中止となりましたが、厳しい暑さと戦いながら、選手たちは日本最長レースを堪能していたようです。9月3日の大会の模様をダイジェストで振り返ります。

午前4時過ぎ、河原田小学校体育館にトライアスリートが続々とボディーナンバーチェックへ。
出場選手は、1,758人。チャンピオンシップ21人、Aタイプ965人、Bタイプ723人、Rタイプ49チーム。
今年は、ボランティアスタッフ約2,000人が大会を支えます。
千葉から参加の選手「やはりレース以上にご飯がおいしいことと、バイクのコースも島1周なので、広大な感じがあって、バイクコースも楽しめるし、応援の方とか地元の方達、スタッフみんなの温かさを感じられるとこですかね。」

埼玉県から参加の選手「初のロングディスタンスなので完走が目標です。去年は景色がきれいだったので、今年は距離が長いけど頑張ります。熱中症が心配なので梅のチューブをチューチューしながら走ろうと思います。」
午前6時Aタイプのスイムがスタート。
Aタイプのスイム距離は4.0km。
Aタイプの選手たちが続々とスイムフィニッシュ。

午前7時30分、チャンピオンシップとBタイプ、リレータイプのスイムスタート。
チャンピオンシップとBタイプ、リレータイプのスイム距離は2.0km。
Aタイプのスイムを終えた選手たちは、すぐさま着替えを終えて佐渡一周に向けバイクスタート。
バイクの距離は、Aタイプ190.0km、チャンピオンシップとBタイプ、リレータイプは108km。

相川ウォーターステーション。この日の気温は33.1℃(羽茂)。選手たちは自分だけでなく、暑さとも闘わなければならない。
高千エイドステーション。佐渡産コシヒカリのおにぎりを頬張る選手。
選手「暑いっすね!フル開催とても嬉しくて楽しいです。最後まで走り切りたいです。」
選手「今回3回目です。圧倒的に暑いですね。沖縄から来たんですけど、沖縄より暑くてつらいです。」

大倉での応援の様子。地域住民の応援にも熱がこもる。「頑張れー!」
応援する人「応援してる人もこの日を楽しみというか、みんなでここに集まるのが好きです。応援することによって、自分も元気もらってんじゃないのかな。」
Aタイプのバイクコース最大の難所「跳坂(通称Z坂)」。
急こう配の坂が容赦なく選手たちの体力を奪っていく。

バイクを終えた選手は、最終競技のランへ。Aタイプは42.2km、チャンピオンシップとBタイプ、リレータイプは21.1km。今年は1周10.5kmの周回コースで実施。
沢根エイドステーション。ボランティアスタッフに頭から冷水をかけてもらう選手。
制限時間との闘い。最後の力を振り絞り完走を目指す選手たち。
過酷な競技をを終え、ゴールテープを切ろうとしている選手。

Aタイプの選手たちが続々とゴールゲートへ。その表情には達成感があふれている。
完走した選手「つらかったです。だけど、島民の皆さんやボランティアの皆さんが、暑い中一生懸命応援してくれて、こんな遅い時間まで協力していただいて、本当にありがとうございましたってみんなに言いたいです。」
完走した選手「やっと終わりました。辛かったです。でも走って良かったです。景色がきれいでした。来年も是非参加したいです。」
完走した選手「くじけそうになった時にも、色々と応援してくれて、もう全力で最後まで声からして応援してくれて、本当に元気出ました。本当にこのアットホームなところとホスピタリティが魅力ですね。」

完走した選手「初めての佐渡でAタイプに参加だったんですけど、島全体で応援してくれてる感じでもうなんか、バイクに乗りながらもウルっと、走りながらもウルっと、すごくいい大会でした。」
制限時間終了間近、最後の完走ランナーがフィニッシュ。
午後9時30分、最後に花火が上がり2023佐渡国際トライアスロン大会は幕を閉じた。選手の皆さん、そして大会を支えたボランティアの皆さん本当にお疲れ様でした。

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