行谷小児童が柿の摘蕾体験で農業学ぶ

5月30日、行谷小学校の児童が柿の蕾を摘み取る摘蕾を体験し農業について学びました。

行谷小学校5年生9人が訪れたのは、新穂潟上にある須田勝洋さんの柿の園地です。
須田さんは、おけさ柿を通して子供たちに佐渡の特産品や農作業について知ってもらいたいと、佐渡農協青年部新穂支部と共に、毎年この時期に行谷小学校の児童に向け柿の実が大きく育つように余分な蕾を摘み取る摘蕾作業の体験を行っています。

子供たちは、新しく伸びた枝についた複数の蕾の中から生育に適した蕾を一つ選び、不要な蕾を手で摘み取っていきました。
中には、はしごを登って高い枝にある蕾も摘み残しがないように探す子供もいて、一生懸命に作業を行っていました。
この日は、蕾を少なくすると養分が1つに集中することや、花の外側につく「がく」の枚数が4枚以外だと商品にならない形になるため、不要な蕾を取り除く作業は、生産する上で重要であることなども教わりました。
児童たちは11月に今日摘蕾を行った木で柿の収穫を行うほか、干し柿づくりなどを通し引き続き農作業について学ぶということです。

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