航空機事故想定し佐渡空港で訓練

10月23日、佐渡空港で航空機事故を想定した消火救難訓練が行われ、関係機関が連携を図りました。

この日行われた訓練には空港を管理する新潟県のほか、佐渡市消防本部など42人が参加しました。
訓練は航空機が胴体着陸して火災が発生し、負傷者が2人いるという想定で行われました。
はじめに佐渡空港の化学消防車が到着して消火活動が始まります。
県の職員により負傷者が救出された後、現場には次々と消防車両が到着し、手際よく消火活動が行われました。
佐渡空港では平成26年3月を最後に定期便の運行はなく、現在はドクターヘリの受け入れのみを行っています。
新潟県はトキエアによる定期便就航に向けて、滑走路とエプロンをつなぐ誘導路の拡幅や待合室の増築を行ったほか、気象観測設備や機体の通り道となるターニングパッドの整備を進めています。
トキエアの定期便就航が期待される中、空港のさらなる安全性が求められます。
参加者は万が一に備え、連携を図りながら訓練にあたっていました。
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