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新潟県議会議員選挙きょう告示 前回同様三つ巴の戦いに
新潟県議会議員選挙きょう告示 前回同様三つ巴の戦いに
2023年4月2日
選挙
中川隆一
,
佐藤久雄
,
北啓
,
新潟県議会議員選挙
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来月9日に投開票を迎える新潟県議会議員選挙が、今日31日告示され、佐渡市選挙区は、前回と同じ顔ぶれの三つ巴の戦いとなりました。
県議選佐渡市選挙区に立候補したのは、届出順に自民党公認現職の中川隆一さん、無所属現職の佐藤久雄さん、無所属新人の北啓さんの3人です。
20年以上の政治経験を持ち自民党公認で再選を目指す中川隆一さん。
今日は、午前8時過ぎから畑野地区栗野江にある賀茂神社で必勝祈願祭が行われ、渡辺竜吾佐渡市長をはじめ、自身の後継者として中川さんを指名した中野洸前県議や佐渡市議会議員らが出席しました。
中川さんはこれまで、旧畑野町議会議員、佐渡市議会議員を務めたあと、令和元年に新潟県議会議員選挙で当選、地域づくりや産業の活性化、そして世界遺産登録の実現に取り組んできました。
今回の県議選では、島内インフラの拡充と整備、佐渡の地域医療課題の解消、島の教育環境の充実といった地域活性化を公約に掲げています。
中川さんは、集まった支援者らと共に頑張ろうコールを行い、一致団結し選挙戦をスタートさせました。
政権与党の自民党の公認のほか、各種団体や企業からも持手厚い応援を受ける中川さんは、組織戦で今回の選挙に挑みます。
旧畑野町出身の佐藤久雄さんは早稲田大学を卒業後、三井物産株式会社に入社し海外駐在などの実務で経験を積みます。
その後、北川元三重県知事に師事し地方自治を研究。平成23年に新潟県議会選挙に初挑戦、当選を果たすとその後3期12年にわたり県議を務め、今回が4度目の選挙となります。
告示日の今日は、地元熱串彦神社で祈願祭を執り行った後、両津湊で第一声をあげ、新穂畑野など国仲地区を中心に街宣車を走らせました。
街頭演説では、会社員時代に培った交渉力を武器に県執行部と渡り合い、道路予算などをつけてきた実績を繰り返しアピールし、県議3期12年の実績を強調。人口減少対策として佐渡空港の羽田乗り入れによる製造業誘致などを掲げ、産業活性化を図りたいとしています。
今日2回目となる街頭演説を行った両津夷商店街では、渡辺竜五市長も応援に駆けつけ、固く握手を交わしました。街頭演説では、佐渡に関する県政の諸問題の解決に全力で取り組むとし、四たび県議会に送り出してほしいと声を振り絞りました。
無所属新人で佐渡市議を2期務めたきた北啓さんは、両津夷出身の34歳。2期にわたる市議経験で新潟県と佐渡市の連携不足を痛感し2度目の出馬を決意しました。
今回の県議選連合の推薦や自治労の支持を取り付けて、新たな支持層を獲得し県政に離島の声を届けようと若い力を武器に9日間の選挙戦を戦います。
北さんは、佐渡汽船運賃の低廉化、離島の医療体制の強化、産業の活性化、災害に強く環境に優しい島づくりの4つの公約を掲げ、今日午前9時頃金井地区地区千種の事務所前で第一声をあげました。
第一声を終えた後、北さんはすぐさま車に乗り込み両津方面へ出発。
街頭演説はせず、すれ違う車や歩く人達へアピールし、沿道で手を振り返す姿が見えるとできる限り車から降りて応援に応えていました。
また、今回の選挙戦では自身ではもちろん、SNS専用のカメラマンを起用して選挙活動の様子をまとめた動画を1日1本ずつアップするなど、ほかの候補者とは異なる戦い方も見られました。SNSなどを駆使し、若さを前面に押し出した選挙戦を展開する北さん。選挙に関心の薄い若年層にも訴えかけるべく意気込みを話していました。
新潟県議会議員選挙は、明日1日から8日まで期日前投票が行われます。
佐渡島開発総合センターや相川支所など各10地区で午前8時30分から午後7時まで投票を受け付けます。金井コミュニティセンターのみ午後8時まで受け付けます。
佐渡市の有権者は、3月30日現在44,314人となっています。
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