新学期心新たに 真野小で書初め大会

1月11日、真野小学校で新春恒例の書き初め大会が開かれ、新学期が始まったばかりの児童たちは気持ちを新たに筆を進めていました。

真野小学校では毎年、3年生から6年生が体育館に集まり一斉に書き初めを行います。
集まったおよそ130人の児童たちは、昨年12月から書道師範の中川政八さんの指導を受け、この日のために練習してきました。
はじめに中川さんは、「文字全体のバランスに大きな影響を与える一画目が大事になってくる。手本をよく見て取り組んでください。」と児童たちに伝えると、書き初めが一斉に始まりました。

真野小学校では、別の学年と同じ空間で字を書くことで緊張感を持って取り組むことができ、精神面の成長に繋がってくるとしています。
ぴんと張り詰めた空気の中、児童たちはそれぞれの課題に向き合い一文字ずつ丁寧に筆を運んでいきました。
児童たちは中川さんからの指導なども受けながら、これまでの練習の成果を発揮し手本と照らし合わせ自分の納得いく文字が書けるように真剣に取り組んでいました。

さらに新学期が始まったばかりということで新しいことに挑戦する気持ちを文字に込めているようでした。
真野小学校の森和人校長は「デジタル化が進む現代ですが、美しい字を書くことは、これからも残っていくと思う。今日で書き初めの授業は終わるが、一文字一文字、文字を丁寧に書いて欲しい」と児童に話していました。
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