実りの秋に小倉千枚田で稲刈り

10月22日、畑野地区の小倉千枚田で稲刈りが行われ、島内外のオーナーが収穫の時期を迎えた稲を刈り取り、秋を感じていました。

畑野地区小倉の小倉千枚田では、農業の担い手が減少するなか、棚田の景観を後世に残そうと小倉千枚田管理組合が2008年からオーナー制度を設けています。
この日は、島内外のオーナーや地域住民など、およそ120人が参加。今年5月に植え、順調に育った稲を刈り取っていました。
参加者は、黄金色に実った稲を次々と刈り取り、はざ掛けをしていきます。

中には、初めて稲刈りを体験する人もいて、たわわに実った稲を見て、秋を感じているようでした。
稲刈りの後には、小倉集落センターに移動して鬼太鼓が披露されたほか、昼食会が開かれました。
参加者は、地元のお母さんたちが手作りしたとん汁やおにぎりを堪能し、疲れた体を癒していました。

参加したオーナー「ずっと雨予報だったんですけど、晴れていい天気の中で稲刈りができて楽しかったです。」
参加したオーナー「新潟市の専門学校で、今年オーナー2年目になります。今年は田植えと草苅と稲刈で3回、授業として参加させていただいてます。」
菊池朝治組合長「なんとか無事にケガなく終わらせて頂いて、大変ありがたく思っております。今回は機械を使わずに、手刈りで柔らかい田んぼを刈りましょうということでやらせてもらいました。」

なお、この日は天候の関係で、稲を全て刈り取れなかったということで、残りは後日組合員で刈り取るとしています。
最新情報をチェックしよう!