力作揃い「はんが甲子園」予備審査会

1月16日、相川開発総合センターではんが甲子園予備審査会が行われました。

今年で24回目を迎える「はんが甲子園」は、全国の高校生の豊かな想像力と高い創作意欲を育むこと、佐渡の高校生や住人との交流を通じ佐渡をより深く体験してもらうことを目的として、全国高等学校版画選手権大会実行委員会が主催し行なっています。
この日は、東京都在住の審査委員長 日本版画協会理事長小林敬生さんが天候の関係で来島できず予備審査となりました。予備審査では、佐渡版画村理事長 中川順子さんのほか2人の補助審査員で審査を行いました。
今年は、個人・団体合わせて23校から228作品が集まり、応募作品が200点を超えたのは平成26年の第15回大会以来とのことです。

審査員の中川順子さんは、多くの作品から選ばなければいけないのは難しいとしつつも、はんが甲子園が認知されてきたことへの喜びをかみしめているようでした。
予備審査を終えた作品は、1月21日に小林審査委員長とオンラインで結び本審査が行われます。
はんが甲子園には、1人1作品を出品する個人部門と学校ごとに参加する団体部門があり、個人部門は1月21日の本審査で受賞作品が決まりますが、団体部門は予選通過校が選ばれ、3月に本戦が行われます。

本戦は3月16日から20日に行われ、本審査を通過した12校と佐渡高校、佐渡中等教育学校の2校を加えた14校で版画の腕を競います。
例年よりも多くの作品が集まった一方で、協賛金や寄付金があった企業や個人の減少で大会運営が厳しくなり、第22回大会からクラウドファンディングで支援を募っています。クラウドファンディングでは、80万円を目標金額としていて、今月末までクラウドファンディング専用のサイト「READYFOR(レディフォー)」で受け付けているとのことです。
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